ショッキングビートルズ45

これほんと謎なんだよな。

なぜか最初のほうにアーチーズ「シュガーシュガー」が入ってるからこのへんの世代はいまだにシュガーシュガーをビートルズの曲だと信じてる。

まさか冒頭のオリジナルのディスコソングまでビートルズだと思ってたりはしないと思うけど今聴くとビートルズメドレーの部分よりオリジナル部分のほうがいかにも時代を感じさせるな。

シュガーシュガーの前に一瞬ショッキングブルー「ヴィーナス」のイントロが出てくるのも謎だったけどそれに関しては某ィキペディアに経緯が書いてあったからすぐ謎が解けた。

そうなると逆に、ヴィーナスの権利者をキレさせたという、当時横行してた「60年代曲を違法にミックスした12インチ」とやらの数々が今どうなってるのか気になる。

マニアの間で今でも闇取引されたりしてるのだろうか？

あとスターズオン45がなぜか日本ではショッキングビートルズ45になってるのの謎は、イントロだけショッキングブルーだからなのだろうか？

あと某チューブのコメント欄にこれの仕掛人はゴールデンイヤリングのメンバーとか書いてあるのは事実なのかどうか？

ショッキングブルーは全盛期が70年代初頭に限るがゴールデンイヤリングは60年代70年代80年代を通じて(知らんけど90年代以降もか？)オランダの国民的バンドだった。

このオランダの2大バンド？の繋がりもどうなってるのかわからん。

ゴールデンイヤリングは60年代にはラバーソウル期ビートルズ風の最高のアルバムを残し、70年代初頭にはハードロック曲「レイダーラブ」が世界的ヒット。たぶんオランダ以外では唯一のヒット。

70年代中期にはプログレ、80年代にはニューウェイブと、それぞれの時代ごとに最もマニアを唸らせるタイプの流行に手を出すからもう最高。

ビートルズ好きなら60年代の曲はまるでラバーソウルのアウトテイクかのようで感動するぞ。

一方のショッキングブルーは、なんていったか忘れたけど前身バンドの60年代曲がやはり中期ビートルズ風味で泣ける。

オランダは意外と侮れない。

さて、ショッキングビートルズのいちばん謎なのが選曲なんだけども、とくにヒット曲というわけでもなくベスト盤とかにも滅多に選ばれないような、アルバムにしか入ってないような曲まで丁寧に拾ってるのがまたマニアを感動させてくれるんだけども、

これはどういうことなんだろう？

日本にもよく、本国では売れてなかったりアルバムにしか入ってなくても日本だけでヒットした洋楽曲というのがあり、ビートルズだとオブラディオブラダがシングルカットされてヒットしたりしてたんだけど、

もしかするとオランダだけでエブリリトルシングとかアイルビーバックとかがヒットしてたりしたのだろうか？知らんけど