やはり日本には「反樹木主義」みたいな思想があるに違いない

これ

(前回)

 

 

 

茨城ド田舎民の俺らには関係ないけど東京の渋谷の飲み屋街に3本だけ残ってた柳の木が伐られたという。

これによってまた

https://note.com/kinokocake/n/ne2d113380eca

ここで俺が、じゃなくてキノコケーキさんとかいう知らん人が余所で言ってたこれの正しさが証明された。

元記事がカットされてるけどこの時はたしか日本全土で神社の御神木が「このままだと倒れる」とかの名目で伐採されまくってる話だった。

しかしどいつもこいつも何の根拠もなく「伐った木を売って儲ける気に違いない」と決めつけて、貴重な木を伐る事自体よりも「金儲け」に腹を立てている事に俺は腹を立てていた。

まず何でもかんでも全ては金儲けが目当てだと決めつける俗物根性が下品だし、その根底にある「金儲けは悪である」とする差別的思想が許せない。

あと、この時はそういう反商業主義という名の士農工商カースト差別思想への怒りがデカすぎて省略したが、神社の御神木という事で「隣の国の反日勢力」とやらによる陰謀論を妄想するネトウヨとかもいた。アホくさ。

そういう、世の森羅万象をなんでもかんでも「金儲け」か「政治的陰謀」かだけが原因だとしか考えないネット民の知性の低さがヤバすぎてヤバい。

例えば君が「今日の昼メシはラーメンが食いてえな」と思ったとしてそれはラーメンで金儲けするのが目的なのか?

儲かるのはラーメン屋のほうだけなんだが?

それとも君の正体は中国の工作員であり「中華料理で日本を侵略してやるぜ」という作戦で毎日ラーメン食ってんのか?

逆に愛國社の立場から「反日の中国なんか逆にこっちが食ってやるぜ」という象徴としてラーメンを飲み込む儀式か?

そんなこと考えてラーメン食ってる奴なんかいないだろ?

人がラーメンを食べる理由は「ラーメンを食べたいから」以外に何もない。

よって、木を伐る理由も「木を伐りたいから」以外に何もない。

前回は樹齢何百年とかの貴重な木だから金になりそうだし神社関係という事で政治的意図を疑う事もできたが

今回はたった3本の柳の木だぞ?

「伐りたいから伐る」以外の理由が思い付く奴は天才だわ。

しかし逆に言うと、たった3本の木を、そんなのべつに生やしといても邪魔にもならんのに、金になるわけでもないのにわざわざ労力かけて伐りたがるほど「どうしても伐りたい」という衝動はどこから来るのか?

それが日本人(といってもその中の一部の権力者)が強く傾倒している「反樹木思想」なのだよ。

なんか知らんが一部のエライ人はとにかく木が嫌いで嫌いでたまらなくて親の仇のごとく憎悪している。

なぜかと聞かれても俺にはそんな思想はないからわからん。

大半の一般的な日本人にもそんな思想なんかないから、「金儲けが目当てだろう」とか、思想だとしても「反日」とかの政治的な思想だろうとか考えるんだろうけど

そうやって自分たちには理解できない思想を無理やり自分たちにもわかりやすい思想に変換してわかった気になろうという甘えた発想は今すぐ捨てろ。

この国は「日本中から憎っくき樹木どもを1本残らず伐採し尽くしてやる」という激しい情熱を燃やす1部の人間によって支配されているのだよ。