■ - あ

ナウアンドゼンのビデオを監督したピーター・ジャクソンさんの長いコメント。

最初の方と最後の方にものすごくひっかかる部分がある。

まず最初のほう。

この仕事を引き受けるのがいかにものすごいプレッシャーだったかがほんとにキツそうに語られてる。

なんで？

ヒャッハー！あの有名なビートルズの監督できるなんて最高の名誉だぜ！

みたいにもっと浮かれてたってバチ当たらないのに。

だいたい人間はガチガチに緊張してちゃ本来の実力を発揮できず、リラックスして楽しんでたほうがずっと良い結果が出せるってそれ科学的に証明されてるから。

それを教えてくれたのがあなたがた欧米人であり、頑なに認めようとしない陰キャ民族が我々ジヤツプなんじゃん。

そういう感じで日本で(主にケンモメンに)信じられてる幻想のもうひとつに、日本人は陰湿イジメ民族だが欧米陽キャ民族は陰湿ジヤツプと違ってイジメなんかしないとかいうのもあって、

しかし実態は欧米のインターネットにおける陰湿イジメは日本以上に酷くて、ハセカラみたいなことされて時差津した人も大勢いるし、

音楽関係でも某プログレ有名ミュージシャンは腕が落ちてきたとバカにするクソリプにショックを受けて時差津したとか言われてるな。

ビートルズ関連だとネットなんかない時代からもうオノヨーコさんとかボロクソ言われてたし、リンゴが入院してたとき代役やってたドラマーもそのことで現在に至るまで誹謗中傷されているという。

だからこんなまるでジヤツプみたいに、悪い事もしてないのにまず挨拶がわりに謝罪から入るみたいなジヤツプしぐさをして炎上をあらかじめ防がなきゃならないのかもしれない。

という暗澹たる妄想をした。

そして最後の方はもっと暗澹とした妄想を喚起させる言葉が並んでる。

あのさあピーターさんさあ、なんでそんなに「最後だ最後だお別れだー」とか強調すんの？

それここ最近の俺が尾異射様からさんざん言われて憂鬱にさせられた言葉なんだわ。

やめてよねまた変な所でシンクロニシティ起こすの。

ビートルズと最後のお別れってなんだよ？

ビートルズならとっくの1970年の大昔に解散しているのだが？

そもそもこの「最後の新曲」とやらのプロジェクト全体そのものが怪しい。

なんでそんなに最後だ最後だ言うんだよ。

やはり俺が最初に感じたイヤな直感が当たっているのだろうか？

毎年だいたい年末が近づくとビートルズ関連で動きがあるんだよな。

去年はリボルバーの新バージョンで、その前はレットイットビーとか、それはコロナで遅れたんだっけ

サージェントペパーやホワイトアルバムとかアビーロードの50周年記念とかいろいろやってる。

90年代からアンソロジーとかBBCライブとかいろいろやってたな。

ナウアンドゼンもそのアンソロジーのとき途中まで作って結局ボツになってたんだよな。

サージェントペパーからレットイットビーまで後期アルバム順番に新バージョンやって去年はリボルバーなんだから今年はラバーソウルやって次はヘルプって遡ってくのもアリだし

マジカルミステリーツアーとイエローサブマリンもほったらかしだし

あと今年2023年は1963年のビートルズ公式デビューから60周年なんだから(※訂正。すまん1962年だったわ)そういう盛り上げ方しても良さそうなもんだし

プリーズプリーズミーとウィズザビートルズの60周年記念を出して今度は初期作の60周年記念を毎年順番にやってきゃいいじゃん

それが今年は急にあえて「新曲」

それはいいんだけどこれでもかという勢いで「最後の新曲」を強調しポロッと「最後のお別れ」とか言ってんのは一体なんなの？

あんまり縁起でも無い事は言いたくないけどポールかリンゴかその両方が何か重い病気にかかってもう残された時間が長くないことを悟ったとかそんなイヤな裏事情を勘繰りたくなるからあんまり最後とかお別れとか言ってくれんなよ頼むから