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バラカンさんも話してたけど、ザ・バンドの面々なかんづくロビーはボブ・ディランのバックバンドでツアー回ったとき

ディランがそれまでの弾き語り路線からバンド編成のロック路線に変わったことに不満を持つ観客から大ブーイングを受けてすっかりステージで人前に立つのが怖くなってしまったという

そのステージ恐怖症を曲にしたのがこれ。

(余談だがこのイントロはその後半世紀以上に渡って世界中のいろんなのにパ…いや、インスピレーションを与えていると思う)

でもその当時のライブが公式リリースされて以降、ブーイングしてる客もいるにはいるがそれはあくまでごくごく一部にすぎない事が確認されてるんだわな。

そもそもディランはその前からロックバンド路線のアルバムを出してるし、以降その路線が続いて支持されてるし、その時のバンドだったザ・バンドも単独デビューして売れた。

という事はファンのうち圧倒的多数はディランのロック路線を喜んで受け入れており

気に入らなくて騒いだのはごくごく一部の奴らだけだったわけだ。

しかしやっぱりクリエイターは繊細な人が多いんだろうな、圧倒的多数の歓迎を受けても、ごく少数のアンチの大声のほうが悪い意味で心に刺さってしまうんだろうな。

今もこういうのたびたびあるよな。

しかも今は20世紀には無かったイソターネッツだかSNSだかいう文明の利器が諸刃の剣で恐ろしい凶器となり

少数のアンチの大声ばかりを無駄に増幅してしまいがち。