https://adgjmptmptw.hateblo.jp/entry/2022/10/30/093501

 

このように黒人エルフや黒人人魚や(今回のテーマと違うけどついでにブリジット後付けトランス設定)の時は俺はポリコレ原理主義を口を極めて罵った。

ただしそれは「ポリコレだから悪い」のではなく「そんなものは偽のポリコレだから」という理由で許さないのだ。

結局は害オタどもは本物のポリコレも偽物のポリコレもまとめて「ポリコレだから許さない」なんだろうし

ポリコレリベサヨ側は(残念だがおそらく松崎さんも)本物のポリコレも偽物のポリコレも見境なく「ポリコレだから」という理由で支持するのだろうな。

黒人人魚や黒人エルフを「原作改変するな!」と叩いてた害オタが「アシリパの役はアイヌがやるべき」に反発するのはもちろん矛盾だ。

白人をモデルにした種族であるエルフを黒人が演じるのは原作改変だから許さないとするなら、原作ではアイヌであるアシリパを日本人が演じるのも許されないはずなのだが?

逆にポリコレリベサヨの側も、「エルフや人魚を黒人が演じるのは何も問題なく、黒人が演じちゃダメだと言うのは人種差別だ」と主張してたのだから、「アシリパを日本人が演じるのは何ら問題なく、日本人が演じちゃダメだと言うのは差別」としなければ矛盾だ。

唯一俺だけが「エルフや人魚を黒人が演じるのはおかしいから、アシリパを日本人が演じるのもおかしい」という筋の通った論理を貫いている。

これはあまりにも異常だよ。

日本中で、いや世界中で、たぶん俺1人だけしか正論を言ってないとか、恐ろしすぎるのだが。

誰もが「何が正しいか」ではなく「いかにして自分の陣営が勝って敗者どもを見下し優越感を味わえるか」でしか物を考えてないからこうなるんだよ。

これは「ポリコレ側にも害オタ側にも、正しい部分もあれば間違ってる部分もある」という事ではなく、何が正しいのかだけを考えればそもそもポリコレ側と害オタ側に分裂してる状況がおかしいとわかるわけなんだよ。

これはもちろんポリコレ害オタ問題だけじゃなく世の中のありとあらゆる問題に共通してる答えなんだが。

俺は黒人エルフや黒人人魚の時もそうだけどアメコミの既存のヒーローを後からゲイとか女とか黒人に改変するなら、最初から主人公がゲイや女や黒人である新しいヒーローを作って新しいシリーズをはじめろよと

なんでアメリカのポリコレは既存の設定を弄る事にばかりこだわるのか、そんなの旧来のファンから反発されるだけなのがわかりきってんじゃないのか

それとも設定を無理やり変えて世界観を壊した事を批判してるだけのファンを「差別主義者」に仕立て上げて攻撃させるのが目的か?と勘繰りたくなるのだが

もうずーっと昔からポリコレが炎上するたびそう主張してきた(だが完全に無視されてきた)のだが、このへんの主張は害オタとも完全に一致するんだよな。

害オタ勢もあのときは「黒人のエルフを描きたいなら既存の指輪物語の設定を勝手に改変するのではなく、アフリカ的な世界観を舞台とし黒人のエルフが違和感なく登場する新しいファンタジー作品を作ればいい」みたいな事は言っていたしそのとおりだと思う。

ただしそれを言うなら本当にそういう作品が出てきた時に「またポリコレか!」とか騒ぐんじゃねーぞとクギ刺しておくべき。

お前らが作れって言ったんだからな?

アイヌが主要キャラとして登場するゴールデンカムイはわりとそれに近いんだがな。

「多様性ガー」とかいうポリコレ思想をゴリ推しする道具として既存のキャラを無理やり後付けで「実はアイヌでした」と改変するのと違って最初からアイヌが出てくる新作であり舞台が北海道なんだからアイヌがいても違和感は無い。

(ちなみに黒人エルフとかは多様性ガーとかいうポリコレ思想をゴリ推しするために黒人を道具として使ってるわけだし「どうせお前ら黒人は何の役でもいいから黒人が出てくれば喜ぶんだろwwww」とバカにしてるようなものなんだから本来は反差別の側こそが批判するべきなのにリベサヨは無邪気に支持するし害オタやネトウヨは「差別は悪くない」と思ってるからウヨサヨどちらもここにまで思い至らない)

そう考えると「黒人エルフを出したいなら既存の作品を改変するのではなく黒人エルフが登場する新作を作れ」の答えが「アイヌを出したいからゴールデンカムイを作りました」なのであり

アイヌの役をアイヌがやるのは当たり前という事になるんだから害オタが反発するのはおかしいのであり

そこで反発するという事はやはり「黒人が登場する新作を作れ」とかいうのは差別を正当化するための詭弁でしかなく本音ではなかった事の証明だな。

 

さて問題はアシリパ役をやれるアイヌの俳優がいるのかどうかであり

いないんだったら実写映画化はあきらめたほうがいいんじゃねーの?

そもそもオタクというものは、過去に漫画やゲームやアニメなんかの実写化がことごとく悲惨な結果になってる歴史を知ってるはずなんだから

(実際には漫画の実写映画化はビーバップハイスクールとか釣りバカ日誌とか成功例も無数にあるが「キモヲタ向け」の漫画に限定すれば死屍累々)

アシリパの役をアイヌがやること」ではなく「実写化そのもの」に反対するべきだろうが?

と思うし、それはアシリパの役がアイヌだろうと誰だろうと同じ結果だと思うのだが?

 

松崎氏の本当に言いたい事ってたぶん「オーディションをやれ」であってアイヌ云々はそのとっかかりのひとつにすぎないと思うんだよな。

演劇とかやってるアイヌの人だっているだろうしさ、害オタが言ってるのは、層が薄いマイノリティ俳優に準主役級のキャラをやれる実力ある人なんかいないからそんなの起用したらクオリティが下がると言いたいのだろうけど

「いない」と決めつけるのも差別だし、今はそこまで実力なくても発掘して育てろよっていうね

だから実写化はまだ時期尚早なんじゃないのかなって俺は思うんだけどね

松崎さんはどこまで考えてるかわからんけど、まさかオーディションやったからってアシリパ役にふさわしいアイヌの若手実力派俳優がすぐ見つかるなんて思ってはいないだろう。

オーディションをやって未知の才能を発掘しようとすら思わないのがダメだって事であって

松崎さんは日本映画界のパワハラセクハラ告発をやってた頃からずっと「日本はオーディションをやらないからダメなんだ」という主張をしてきた。

それはそのとおりだと思う一方で「俺は松崎さんに必ずしも全面的に同意するわけではない」ってののひとつとして

日本みたいなパワハラ天国(地獄)でオーディションとかやってもオーディション会場がパワハラセクハラの現場になるだけなんじゃないか?

っていう予感しかないのであって