パジャマじゃまだ

 

さて、デレステのパジャマジャマについては、例によってまた、今はピンとこなくても1年くらい経ってから「やっと良さがわかった!」と騒ぎ出すのが自分の毎度のパターンなのが自分でもわかるからいったん保留として、

 

https://youtu.be/qJj8p5X4z0I?si=kGvs5pqX_Rw65WXn

昭和のパジャマジャマことパジャマじゃまだを解説する。

 

これ映像に関してはポップアートみたいで今見てもオシャレだけど最初のほうのラムのタコ踊りは今見るとダセエな。

いや当時からなんかオッサン臭せえと感じてたわ

 

曲に関してなんだけど

たった今思い出したけど、リアルタイムではピンとこなくてしばらく経ってから良さに気づく癖はこの頃からだった。

うる星やつらのオープニングエンディング両曲はいつも当時のアニソンとしてはそこそこトンガってて今聞いてもニューウェーブとシティポップの中間みたいな心底80年代を感じさせる良曲ばかりで

これらはアニオタよりも「80年代にはまだこの世に生まれてない若い世代だが80年代の音楽に興味ある音楽マニア」という層にオススメしたいというかそいつらマジで聴いたら喜びそう

しかしパジャマじゃまだは初見で「ただのアイドルやんけ」とガクッときたんだな。

でも後で全曲集でまとめて聞くと最初と最後の♪てってっ、てってーてれ っていうビートはよく聴いたらラテンっぽくて、ラテン音楽の80年代ニューウェーブ的な再解釈という、それまでのうる星ソングの伝統の延長だった事に気づくし、

てかこれラテンファンクというか「ファンカラティーナ」だよな(死語だけど)

何度も言ってきたとおり ♪ほっとためいきもれちゃいそうなー の所の後ろで聞こえるベースのフレーズが猛烈にかっこいい。

これに気づいてからベースの音に注目してもう一度聞き直したら最初の「ただの可愛いだけのアイドルソング」というイメージから「そこそこかっこいいダンスミュージック」に印象が変わり

この曲だけじゃなく世の中のありとあらゆる曲が「ベースに注目するだけで全然イメージが変わる」という事を知ったわけだ。

そういうわけでファンクとかの黒人音楽が好きなのも、ビートルズはポールマッカートニーさん、はっぴいえんど細野晴臣さんが最重要メンバーであることを知るのも、

全てこの「パジャマじゃまだ」が原因。

 

だからといって舌足らずのあどけない声でセックスを直接連想させる歌詞を歌わせる罪は許さない。