ブルーハーツ 真夜中のテレフォン
https://youtu.be/TXKrOijoiy8?si=NZ46tplkEsSkOJnp
大名曲。
これが入ってるバストウエストヒップというアルバムは、それまでのシンプルなパンクバンドのイメージから脱して(実はよく聞くとそれまでもシンプルなだけのパンクでもなかったのだがあくまでイメージ)
とにかく音楽性の幅を広げていろんな音楽に挑戦してみようという、パンク史的には「ブルーハーツのロンドンコーリング」という位置付けになるだろうし
もっとありがちに言えば「ブルーハーツのホワイトアルバム」を作りたかったんだろうな。
だから初期のストレートなパンク路線が好きな人の中にはこれ以降ブルーハーツから離れてった人もいるに違いないと思うんだけど曲によっては今まで以上にパンクな曲もあるし
それ含めて世間一般からのブルーハーツのイメージ(リンダリンダ止まり)とはかなりかけ離れた、しかし忘れられない名曲が他にもいっぱいあるからいずれ1曲1曲思い入れたっぷりに語ってみたい。
https://youtu.be/H4AjPhHePPs?si=trnVve4QF-TMQzlg
最近になって決定的に「みのは間違いなく信用できる」と確信した理由のひとつにこれの最初のほうのメンバー紹介の時点でもうこの「真夜中のテレフォン」をフェイバリットに上げてるのがある。
ただのニワカだったら絶対こうはいかない。
この回でいくつか致命的なミスもしており、固定ツイートで謝罪と訂正をしているが、口うるさい奴はそれをもってニワカ認定して叩いてそうなんだけど
ブルーハーツのファンなら「人にやさしく」であるべきだし
とにかく「真夜中のテレフォン」の良さがわかるってことは小さなミスなど補って有り余るほどにブルーハーツを「わかってる」という証拠だ。
ヒロトとマーシーという2人の天才ソングライターの影に隠れがちだがその2人に決して劣らない大名曲を残してるのは
別のバンドで例えるとまさしくジョンとポールに対するジョージ・ハリソンの立ち位置だ。
(○教的なものにハマるのまでジョージに似てるが、その宗○がよりによってあの○教だったのはあまりにも残念だ)
https://youtu.be/oeqSnNj0ELU?si=qTttpfvDvheGnter
https://youtu.be/g1hBxN8d5-Q?si=7djKBLe1FGIcPDKo
メインで歌ってるのはヒロトだけどこれらも河ちゃん作
https://youtu.be/K25ZOtoi31c?si=VBRLNs7RU-8Hajvk
さて問題の真夜中のテレフォン
全体的に60年代のブリティッシュビートと(歌の最初のほう特にある特定の曲と似てるのだが似てるのはほんとに最初のほうだけだから断じてパ○リとは言わせない)
その60年代ブリティッシュビートが影響受けた当時のアメリカのティーンポップスやそのちょっと後のノーザンソウルなんかに通じる
どこまでもポップでスウィートで、いわゆるゴリゴリの「パンク」のイメージとは正反対ですらあるのだが、これこそが本来のブルーハーツの本質であり、
海外の元々のパンクの人らも、実際はそういうのがルーツにあるんだと思う。
だから「真夜中のテレフォン」をフェイバリットにあげる人は「わかってる」のですよ。
サビのコーラスもいいし、最後の「♪今会えない?今会えない」の所まで来るといつも泣きそうになる。
こんなピュアなラブソングなかなかないですよ。
https://youtu.be/Imiq79sN7N0?si=WhAfm18vRV95FDW_
これは1991年のNHKの番組らしい。
あの夜ヒットの伝説回から4年か5年くらいで世の中が全然変わって(そういえばその間に昭和が平成になって俺が高校卒業してたんだな)
ブルーハーツはもうそれほど異物感なく溶け込んじゃってる。
ブルーハーツはそこそこ変わってなくて周りの世間のほうが変わってしまったのだ。
この映像はブルーハーツ以外にもいかにも「あの時代」を感じさせる貴重なものがいろいろ映ってる気もするけどそれはいったん置いといて
30分過ぎたあたりから大名曲「真夜中のテレフォン」がはじまる。
いつもはベースの河ちゃんがギター弾き語りスタイルで、かわりにマーシーがベースをひいてる?
そしてヒロトは「ハーモニカ奏者」としての実力を遺憾なく発揮している。
アルバムのバージョンとはかなりアレンジを変えてフォーク寄りになってるので梶くんのドラムがあまり活躍してない。
アルバムバージョンではノーザンソウル系の跳ねるビート?なんだけどこっちのフォーキーな解釈もこれはこれで良い。
素晴らしすぎて泣きそう。
https://youtu.be/GdbsohxwE0w?si=B3aLbSf4_7KbmRpj
真夜中のテレフォンだけ切り抜いたのもあったわ