オトナブルーの歌詞はリーダーズのメンバー自らが作詞した。
つまりあれは本人達が本当に歌いたかったテーマであり、本人達の本心であり、あの歌詞を通じて伝えたいメッセージなり表現したい何かがあったわけだ。
業界人のエラいオッサンが未成年のアイドルにエロい歌詞を押し付けて無理矢理歌わせてキモヲタどもをシコらせてブヒヒヒヒィとかそういうゲスな世界とは全く違う曲なのだよ。
そういうのと一緒にしてるそいつがセンスねーだけなんだが?
普通に考えて、初見ではわからなくとも2回目か3回目くらいに聞けば、なるほどこれは、スズカが歌うパートのイキり散らした歌詞は、ヲトナのヲンナに憧れるこの曲の主人公が背伸びして無理にヲトナのヲンナを演じているだけで
サビの3人の歌うパートが、でも本当はまだまだピュアな子供なんだよという、主人公の内面の本心を歌った歌詞だという、
そんな構成になってる事くらい、普通はすぐ簡単に読み取れそうなもんだと思うんだけど、こんなことすら理解できない奴が世の中にゴマンといる事実に背筋が凍りついたわ。
ここから先は俺が勝手に深読みしてるだけだと思うけど、セーラー服姿でこの歌詞を歌う意図は、従来のその手の「作られたアイドルのやらされてる歌」とは逆に、
そういう少女の性を搾取するような邪悪な風潮に対する抗議というかアンチテーゼみたいなものまで込められてるんじゃないかと思うんだよ。
いちばん再生数あるファーストテイクのバージョンでは省略されてるけど、ラスサビでスズカが♪私を見つけてぇぇぇぇ~~!と絶唱する所
だいたいいつもは、そこでスズカが顔グシャグシャにして気絶しそうな勢いになってる所をミジュにガシッと肩を掴まれ、
一瞬キリッと真顔になり、そのあと満面の笑顔になる、という演出をしてる。
リーダーズは顔芸も得意だからな。
さらに深読みすると、最後の最後の♪おーいかけておーいかけてまーた大人、ブルー~~ゥゥゥ~ の後、それまでヲトナのヲンナっぽくクネクネ踊ってた全員が幼い子供みたいに無邪気にはしゃぎまくって終るんだよな。
いろいろ見てきてわかったんだけどリーダーズはフリツケでストーリーを語ったりするからな。
ほんとこれ、俺の勝手な深読みで後で恥ずかしくなって消すパターンだと思うけど、
これは同世代の少女たちに向けて、「あなたが道に迷って倒れそうになっているとき、あなたを救ってくれるのは、間違っても、あなたのカラダだけが目当ての男どもなんかじゃないですよ」というメッセージが隠されてるように思えてくるのだが?
これが深読みしすぎの大ハズレだとしても、それはそれとして言えることは、
セーラー服姿で男を煽るような歌詞を歌ってるというウワッツラだけをウスッペラに解釈して勝手にただのエロい歌だと決めつけてるのはエロい奴だけだよな?
ってこと