ほんと何万回も何億回も繰り返し言ってきたけど、非モテ弱者男性とはいっても、「神聖モテモテ王国」とか「電波男(本田透)」の時代はみんな、

まず「モテる男」すなわち現代でいう強者男性を敵視しており、今の自称弱者男性みたいに女ばっかり攻撃なんかしていなかったのだが。

モテモテ王国なんか「ジークナオン!」とか言って女性崇拝の域にまで達していた。

もちろん神聖視と蔑視は表裏一体だからこれも一種のミソジニーかもしれないが少なくとも目に見える形で女叩きはしておらず、専らモテる男のみを攻撃していた。

電波男本田透は後に振り返るとけっこう女叩きしてたし、「非モテ弱者男性が女を攻撃する」というムーヴの元祖みたいなもんでもあるけど、

けっして俺が思ひ出の中で美化してるわけじゃなく、ちゃんと読めば最終的な元凶は男尊女卑社会において強者男性が女性を支配してるからなのはきっちり踏まえており、

女を叩くよりそれ以上の情熱で当時の言葉でいうDQNすなわち強者男性を攻撃していた。

もっと昔に遡れば、アニメ版うる星やつらに出てくるメガネらの集団も、突撃パッパラ隊に出てくる「しっと団」も、

そういう漫画やアニメに出てくる非モテ男はみんな、モテる主人公すなわち強者男性を倒すのが目的であり、けっして女を恨んだりはしていなかったはずなのだよ。

いつ頃どうしてこうなったかというと、非モテ弱者男性界隈にネトウヨ思想が流れ込んできたからだと思うんだけど、詳しくはまだよくわからない。